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俊の飛騨高山旅行記(郡上八幡とひるがの高原、庄川桜) 
                            2007.05.03 


今回で9回目の飛騨高山の旅行です。郡上八幡を中心にひるがの高原、庄川などを周ってきました。最初は庄川桜とひるがの高原湿原植物園を目的に企画した旅行でしたが、どちらも期待はずれでした。でも郡上八幡や白鳥にある滝やひるがの高原の水芭蕉群生地が良かったので充分楽しめた旅行になりました。



国道158号線で白峰、大野を経て白鳥ICから郡上八幡ICまで東海北陸自動車道
郡上八幡は人気スポットですが、駐車場など観光客の受け入れ能力が不足しているということなので金沢発6:30に出発して真っ先に入りました。 国道158号線で白峰、勝山、大野、九頭竜峡を経て白鳥ICから東海北陸自動車道(600円)を使って郡上八幡ICまで郡上八幡の町に入ったのが9:20でした。 郡上八幡ICの料金支払い所に郡上八幡への地図があったので貰ってきたのですが、それを使わずに自分で用意した地図を使って道を間違えて目指す駐車場への最短ルートを外して、町の中を自動車で通ることになってしまいました。 朝早かったので、町の中は空いていて、自動車はすんなり通れました。却って自動車で郡上八幡の街中を下見できたので結果的には良かったのかもしれません。 最初に入ろうとした中心街に近い城下町プラザ駐車場は満車で入れなく、当初予定してた郡上八幡博覧会駐車場に入りました。こちらのほうはまだ空いていて入ることができました。料金は3時間で300円です。郡上八幡を見学するには3時間がちょうど良い時間です。郡上八幡博覧会駐車場では郡上八幡のお奨めの散策ルートを記入した地図をいただきました。とても判りやすい便利な地図です。
郡上八幡の古い町並みの散策
郡上八幡博覧会駐車場からすぐ近くに職人町・鍛冶屋町という古い町並みの通りがあります。金沢の武家屋敷、高山の古い町並み、福井熊川宿の町並みと較べると地味な印象ですが、統一感のある町並みは雰囲気があります。朝早かったので観光客が少なくて撮影には良かったのですが晴天過ぎて影がきつくてがっかりしました。 職人町・鍛冶屋町の通りにも小さい駐車場がいくつかあります。駐車料金は2時間まで300円とか1回500円とか公の駐車場より少し高いです。 職人町・鍛冶屋町の通りからちょっと小路に入ったところに宗祇水という名水がわきでているところがあって、ペットボトルに水を入れてきました。宗祇水では湧き水の源泉近くは飲み水、ちょっと離れた場所は果物などを冷やす場所、もっと離れた場所は洗濯をする場所と区切ってあり水を有効に利用できるようになっています。宗祇水のすぐ近くにある 吉田川にかかる宮ヶ瀬橋から見える風景は、とても美しく記念撮影をしました。 宮ヶ瀬橋を渡ったすぐにサンプル工房というレストランとかの料理の見本を作るお店を見ました。いろんな食べ物のサンプルが売られていて、お店の中は結構混雑してました。製作体験もできるようです。
郡上八幡は水路の多い美しい街
サンプル工房からすぐ近くに「やなか水のこみち」という玉石を敷き詰めた小道に水路が流れる古い町並みがあります。雰囲気の良い場所です。 それから、しばらく歩くと最勝寺や慈恩禅寺などがあり、その周辺にも古い町並みがところどころにあります。このあたりを歩いていたら地元の人が「何かわからないことがありませんか?」とお声をかけて下さり、この辺りの見所について、いろいろと教えて下さりました。 慈恩禅寺は庭の美しいお寺ということで入る予定にしてました。でも入口に撮影禁止の大きい看板があって、ギャーって感じです。こういう時のためWEB用の名刺は絶えず所持しています。名刺を出して金沢や飛騨高山の観光情報のサイトなどいろんなサイトを運営してして、アクセス数がどうとかこうとか説明して、なんとか撮影させていただけないかとお願いしました。最初は困った顔をしていた住職さんでしたが、他の観光客のいない時ならOKとの返事をいただきました。俊の家族以外の観光客がいなくなるまでの待っている時間に住職さんといろいろと話をしていたんですが、最初は撮影を許可していたんだけどマナーの悪い撮影者がいて、撮影を禁止したということでした。今でも撮影させろということで、随分もめる事があるとのことでした。 何処へいっても大きな顔して真ん前の一番良い場所に三脚立て、いつまでもどかないカメラマニアがいるのですが本当に迷惑です。そういうわけで短時間でしかも大量に撮影してきました。住職さんから、住職さんが撮られた写真もいろいろ見せていただいたのですが、秋の紅葉の時期の庭の美しさが印象に残りました。 慈恩禅寺は庭の拝観料は300円です。座ってゆっくり見ることができます。 慈恩禅寺から八幡小学校のよこを通り、吉田川のすぐ脇にある「いがわこみち」に向かいます。八幡小学校には屋内運動場があるのですが建物が古っぽい形になっています。学校橋からの景色を見て、すぐそこの「いがわこみち」に入りました。郡上八幡は街を散策すると結構な距離になりますが、ところどころに見応えのある風景に出会うので、歩いてても全然飽きませんし疲れも感じません。 「いがわこみち」は両側が石垣や塀に囲まれた狭い歩道ですが、脇を水量の多い用水が流れていて鯉が泳いでいたりします。この用水は洗濯物のすすぎや野菜洗いなど生活用水としても使われていて、洗い場の小屋があちこちに建てられてます。 「いがわこみち」をでたのところにはレンタサイクルがありました。1時間300円1日1500円です。ちょっと高いです。でも郡上八幡は大きな坂がないので自転車での散策に向いている街だと思います。 郡上八幡旧庁舎記念館のすぐ横に、新橋があります。ここの水深はかなり深いようで夏になると子供たちが12mの高さの橋から川に飛び込んで遊ぶそうです。 新橋から安養寺を経て郡上八幡博覧会に向かう柳町の通りも用水の流れる古い町並みがあります。 このように郡上八幡は用水の流れる古い町並みがいたることろで見られる美しい街で散策していて楽しい街です。
郡上八幡城
郡上八幡の市街地を散策した後に時間の余裕があったら郡上八幡城のほうに散策しようと思っていたのですが、郡上八幡城はかなりの高台で徒歩だと15分以上かかるということなので、自動車で行くことにしました。 城下町プラザ駐車場や郡上八幡博覧会駐車場は街中を通ることなく郡上八幡城へ行けるので便利な駐車場です。 郡上八幡城へ行く道は狭い道だけど一方通行だし郡上八幡城には駐車場もあるという予備知識をもっていたのですが駐車場が狭くて収容台数が少ないということなのでちょっと心配でした。 郡上八幡城への道の入口に人が立っていました。単に道案内のためにいるのかと思っていたのですが、実は郡上八幡城の駐車場にも人がいて駐車場の混み具合を連絡しあい、駐車場が空いている時だけ通行許可をだしていたのです。通れて本当にラッキーでした。 途中、郡上八幡城を目指して歩いている人が、かなりいました。途中の道はかなり狭くて勾配が急でカーブもきつい林道なので、林道に慣れてない人には、きついかもしれません。 郡上八幡城は中に入る場合だけ入場料300円がかかります。せっかくなので入城しました。 郡上八幡城の中には兜や屏風などの展示もあります。郡上八幡城は5階建ての木造の城で、これでもかこれでもかと階段があります。高台にあり、なおかつ建物が高いので最上階から郡上八幡の町を見下ろす風景は抜群です。この風景を見るだけでも300円の価値はあるかもしれません。
白鳥の道の駅で食事
郡上八幡城を見終えて、次の目的地白鳥に向かいます。 あとは時間を気にしなくても良いので高速自動車道を使わないで行きました。お昼になったので国道沿いにある道の駅に行きました。地物の食べ物が安く食べられるということで予定に入れておきました。連休という事で混んでいて、座るのには、そんなに待たなくても良かったのですが、食事が出来るまでに時間がかかるというので母と叔母さんは道の駅の売店にお土産を買いに行きました。母と叔母さんが戻ってから俊は観光関係のパンフレットを集めに行きました。 そうこうしてると俊が注文した麦とろ定食(自然薯が名物なんです)と母と叔母さんが注文した山菜釜飯がきて食事にありつけました。郡上市ではカレー料理に力を入れているようで奥美濃カレーといパンフレットがレストランに置いてあり、いろんなレストランで出しているカレーの紹介がしてありました。 麦とろ定食は、地物の自然薯が独特の感触で良かったんですが、味付けがもうひとつでした。そういうわけで美味しかったんですが満足ではなかったです。山菜釜飯は美味しかったそうです。 ちなみに主なメニューは山菜釜飯は800円、麦とろ定食は1100円、あまご定食(あまごも地元の名物)は1600円。奥美濃自然薯カレー1100円でした。奥美濃自然薯カレーは他の人が見ているのを見ると納豆カレーみたいな感じでした。
阿弥陀ヶ滝、駒ヶ滝、夫婦滝
白鳥の道の駅からちょっと行ったところに阿弥陀ヶ滝へという看板があって、県道314号線に入ります。県道314号線は大きい道路で走りやすいです。 県道を4kmほど走ると阿弥陀ヶ滝の大きな看板があり、途中1車線のところもある道路を850m入ったところに阿弥陀ヶ滝の駐車場がありました。途中1車線のところがあると言ってもそんなに走りにくい道ではありません。 阿弥陀ヶ滝の駐車場には何台も駐車してましたが、なんとか待たずに入れました。 駐車場から阿弥陀ヶ滝まで登りの道を8分程度歩かないといけませんが、そんなにきつい道ではありません。 阿弥陀ヶ滝は落差60mのりっぱな滝で日本の滝100選に選ばれています。滝の奥の洞窟には石仏や搭がいくつも安置されていました。その洞窟の方から見る滝も迫力があります。 阿弥陀ヶ滝へ行く散策路は2つあるので行きと帰りと違う道を通ることで違う方向からの滝を楽しめました。 阿弥陀ヶ滝から国道156号線に戻って「駒ヶ滝」に向かいました。駒ヶ滝はひるがの高原手前の国道156号線沿いにあり数台分の駐車スペースも設けられています。駒ヶ滝は落差15mの滝ですが、なかなか趣のある綺麗な滝です。 駒ヶ滝から国道156号線をひるがの高原のほうにちょっと進むと奥長良川県立自然公園という看板のある駐車場があります。、その看板の下の方に夫婦滝ポケットパーキングと書いてあります。夫婦滝ポケットパーキングには多くの自動車が入っていてギリギリ駐車できました。駐車場から200mほど傾斜のゆるい歩道を歩くと夫婦滝があります。夫婦滝は2本の滝が並んで落ちていて、なるほど夫婦滝だなという感じです。写真を撮りやすいとても美しい滝です。
分水嶺、ひるがの湿原植物園、ひるがの高原水芭蕉群生地
夫婦滝の近くに分水嶺公園があります。 分水嶺公園というのは、ここで湧き出た水が、日本海側には庄川を通じて、太平洋側には長良川を通じて両方の海に水が流れていくので分水嶺公園と名づけられたようです。 分水嶺公園には水芭蕉もたくさん咲いていて、ゴールデンウイークが一番良い季節なのだと思います。 分水嶺公園のすぐ近くにひるがの湿原植物園があります。水芭蕉をはじめとして、いろんな花が見られるということで楽しみにしていたのですが入口に貼り紙が・・・。
植物園は水芭蕉の群生地ではありません(園内の水芭蕉は植栽されたものです) 水芭蕉の群生地はひるがの高原スキー場周辺に点在しています(入場無料、駐車場有) 湿原内は花の無い時期です
こういう貼り紙は親切だと思うけど、やっぱりがっかりしました。迷ったんですが、せっかく来たんだし取材の一環として入園することにしました。 確かに花はほとんどありませんでした。 カタクリが少し、水芭蕉が少し、リュウキンカが少しという具合です。パンフレットに1年を通じて見られる季節の花が掲載されていたのですが、あんまり魅力のある施設のようには思いませんでした。入園料(300円)をとるより維持協力金として100円程度納入してもらうような形にしたほうが良いのではと思いました。 ひるがの湿原植物園には売店がありひるがの高原の牛乳でつくったソフトクリーム(315円)があったので食べてみました。普通のソフトクリームでした。 ひるがの湿原植物園の売店には山菜や地物の野菜も売っていて安かったので母親は大喜びしてました。タケノコが2本500円だったので買ってきて、さっそくタケノコご飯と煮物にして食べましたが、金沢のタケノコほど美味しくは無かったです。 せっかくだから、ひるがの高原の水芭蕉群生地も見てこようという事で、国道156号線沿いにある、ひるがの高原スキー場の駐車場に自動車をとめました。歩いてすぐのところに3箇所、水芭蕉の群生地がありました。その中でひるがの湿原植物園の方向にある群生地は遊歩道のようになっていて、一番雰囲気が良かったです。水芭蕉もいっぱい咲いていたし、ザゼンソウも少し咲いていました
庄川桜
国道156号を白川郷に向かって走り続けると御母衣湖が見えます。御母衣湖の周りを通る国道156号線沿いに庄川桜があります。 庄川桜は御母衣ダム建設時に、湖底に沈む村落にあった照連寺と光輪寺の2本のりっぱな桜を移植保存しようと大変な苦労して移植に成功したことがNHKのプロジェクトXで紹介されたことで有名になり観光化されたものです。 庄川桜の場所には駐車場も整備されていて、大勢の人が見に来てました。庄川桜の駐車場を利用するのはゴールデンウイークの期間には100円の協力金を徴収されます。去年までは無料だったのですが、今年から町村合併の影響で有料になったそうです。庄川桜の咲き具合はインターネットで調べることができます。今年は庄川桜の花のつきが悪く、ちょうど満開だったのですが、ぽつぽつと花がついている程度でした。 今年の傾向というのもあったのかもしれませんが、庄川桜は樹齢500年の老木といことで今後も花一杯というのは期待できないかもしれません。
御母衣ダム
庄川桜の移植の原因となった御母衣ダムも見てきました。 御母衣ダムは日本で初めての大規模ロックフィルダムで堤高が131mあります。現在でもロックフィルダムとしては総貯水容量が日本一だそうです。 御母衣ダムには駐車できるスペースがありますが、御母衣ダムのところまでは関係者以外の自動車は進入禁止なので、少し歩いていかないといけません。 御母衣ダムの麓にはダムサイドパークがあり、その場所からは御母衣ダムを下から一望できます。ダムサイドパークには電力館があり、御母衣ダム建設の歴史や荘川桜のにまつわる映画を上映しているそうです。
ぬく森の郷
御母衣ダムから156号線を通って白川郷まで行きましたが白川郷の手前で渋滞にぶつかりました。この混雑は交通量の多さが原因というより道路の構造に原因があるのです。なんとか早急に解決して欲しいものです。 白川郷から福光まで東海北陸自動車道(950円)を利用しました。福光からは国道304号線で森本のほうに行くのですが、ちょっとまわり道をして福光医王山温泉の日帰り湯「ぬく森の郷」に寄りました。公式サイトで調べたら500円ということでしたが土・日・祝は600円になってました。土・日・祝の料金が高いというのは理由がまったく判りません。せこいです。 ぬく森の郷は露天風呂が北陸最大級と聞いていましたが、それほどでもないです。露天風呂からの景色は山だけですが雄大な感じが良いです。お風呂は循環式ですが飲用の温泉もあります。シャンプーと石鹸は備え付けられています。 場外には温泉の自動販売機もあります。露天風呂の洗い場はプレハブになっていて寒さを感じずに体を洗うことが出来ます。 でも露天風呂と室内の風呂の両方の洗い場を合わせても洗い場の数は少ないです。 まあいろいろと不満に感じる事もありましたがぬく森の郷は気持ちの良い温泉でした。金沢に入ってから夕食をとって自宅に帰ったのが21:00でした。